[keyboard]Razer DEATHSTALKER V2 PRO

Deathstalkerって打ち込んで、待てよと思い公式を確認したら全て大文字からそれに倣うことにした。

それはさておき、業務でドキュメント作成などに活躍中のKeychron K5 SEに文句はないしロープロファイルのメカニカルスイッチの求めるところは手が届いた。これで仕事の中で最も嫌いな形式、建前重視の薄っぺらい文言を吐き出す際にも多少は精神的な負荷も軽減してくれることだろう。

この愛用のK5 SEはGataron製のメカニカルスイッチなのだが、製品としては光学スイッチのバージョンも用意されていて、若干キーストロークがGatronよりも浅く設定されている。所持しているK3がその光学スイッチ(赤)搭載のもので初めの打鍵感は「平べったい」だった。

主観的な”ものいい”としてKeychronキーボードは「いじいじ」してなんぼなガジェットであるので「自分の好み」を付加していって初めて「愛機」になっていくものだと知った今となってはそれはそれで「アリ」なのだ。つまり何が言いたいのかというと。

K5SEでも光学スイッチ版が欲しい。と、いうわけなのだが。

今年の9月以降、Keychron本家サイト上では「Soldout」のまま動く気配がない。しばらくするうちにRazerから新製品が発売されたのがこのDEATHSTALKER V2 PROだった。

スイッチの構造をみるとキーストロークはロープロファイルメカニカルと差異はない。
詳細なデータはRazerの公式で詳細に説明されているのでそちらを見たほうが早い。

ステムの形状もほぼ変わらないのだが、特筆するのはステム底面に樹脂パッドが装着されていて「静音対応」されている点だ。そもそも、ロープロファイルで静音スイッチのメカニカルを求めたのがことの始まりであるからして・・・なぜこのタイミングで発売されるかなぁ、もう。

このRazerのロープロ光学(赤)のスイッチだが、105オイルでルブしても、しなくても打鍵感はほぼ変わらなかった。ものによってはスプリングとステムの擦過音がスイッチの個体差があるのでボトムの穴と軸、スプリングに軽くルブする程度で問題なかった。ステムが箱型なので、四隅のトップハウジングに引っ掛けているツメの部分と側面はルブしておくと指へのフィードバックは柔和になる。

懸念点は、今後Razerがスイッチ単体をサプライしてくれるかが気になるとことか。

製品全体としてはうまくまとめられていて、非常に使い心地の良い仕上がりになっている。
まぁ、値段が値段なだけにそうでなくては困ってしまうが。

Keychron光学スイッチとRazer光学スイッチの違いといえば、シリコンクッションの有無とキーストロークの差ぐらいだった。何が言いたいのかというと、Keychron光学(ロープロ)がDEATHSTALKER V2に使えるということ。Razer原理主義の皆様には申し訳ないが、どう考えてもRazer光学ロープロが販路に乗ってからというもの、Keychronは光学ロープロを全面に押し出さなくなり、後発の製品にも光学スイッチではなくGateronロープロを出してくるようになった。特許とか利権とかでKeychronに対してRazerがドル札の束で両頬をぶっ叩いたに違いない。Keychronスイッチはレーザーの遮断部品がゴム系なので、そのあたりに注意してルブすれば、なかなかに上質な打鍵感に仕上がる。Keychronスイッチであればリニア、タクタイル、クリッキーと選べるのでその辺りを追求してみたいもの好きの人にはオススメしたい。

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