しばらく、キーボード沼にハマってしまっていた。
ことの始まりは、しばらく使っていたLogicool MXkeysが使用中に反応しなくなるという現象。
アルファベットキーが全く反応しなくなるのだがWindowsキーやFキーは反応する謎現象。
(後に判明したことだがWindowsUpdateとデバイスドライバーの不具合だった)
だもんでコードレスより有線だよな!なによりBIOSに入るときには有線キーボードないとね!となってあれこれ探していたのだが、ここにきてメカニカルだのパンタグラフだのと選択肢が出てきた。スーパーハッカーのようなフェザータッチタイピングとは程遠い人種なのでキー荷重も45g以上でないともやもやする。赤軸などのリニアも良いには良いけど反応が良すぎて困る。しかもロープロファイル気味でないと・・・。そう、自分は注文が多いのだ。
自分で行ってしまうのも何だが「面倒くさい」。
コロナ禍の昨今、あまり出歩くと白眼視される環境でマウス、キーボード、モニタの類が直に触れる機材であるからして直に体感して購入したいものだ。古い人間であるが、体感的なものは他人のレビューなどほんの参考にしかならない。カスタムやらFixやらの技術的なもののレビューは大いに先人たちへ感謝するところなのだが。
とにもかくにも、約7ヶ月もの間悩まされたのはロードバイクのサドル沼以来だった。
(慣れるまで、というかフォームが安定してからfi’zi:kで確定したが。自転車業界のパーツは製品の供給持続力がなくて、開発も飽きやすいのか・・・それともツール・ド・フランス等の国際試合に視線が向いているのか知らんがあっというまに廃盤になって経年劣化で交換しようとすると沼に再突入しるからかなり迷惑な話ではある。お前のことだぞTREK。)
まぁ、そんなこなんなで紆余曲折を辿って、遂に1つの境地に至ったのだ。
”大は小を兼ねる”
海外製品でニッチなキーボードは故障時に海外送りになるので国内に工場がないといつ修理完了して返ってくるのか全く見当がつかないのが現状だ。
やはり、国内。FILCOかアーキサイトかRealforceか・・・。
結論からいうと全部買った。
しばらく使ってみたが、自分の感覚に近くマッチしたのはRealforceのR3SC11だった。
2022/06/17に発売されたばかりのものだが、これが丁度いい。
全世代のR2の純粋後継機種だそうだが、内部が更新されていて静音仕様でもある。
これにキースペーサー2.0mm(純正品)をキーの間に仕込んでいる。
沼から抜けたと実感したとき、ふと空を見上げればすでに夏真っ盛りだった。
【 追 記 】2022/08/11
通常のブログ記事書きや普段使いにはRealforce R3SC11は自分には最適だがネットゲームなどをする際には少々サイズがどっしりしているのでマウスを頻繁に動かす必要がある場合コンパクトさに欠ける点があるののは否めない。またキー荷重45gで押し込んだ時の感触が邪魔になる場合が時折ある。
ふとした折に大型家電量販店に立ち寄った際、ゲーミングデバイスコーナーでキーボードを見た際に聞いたことのないメーカーのものを見つけた。
Varmilo(アミロ)というメーカーで、軸も独自開発した軸を使用しているそうだ。
触れてみた感じ、なかなか良い手応えであったので帰宅してからじっくり調査。
中国深センの企業らしい。・・・もはや日本企業は衰退しているのではなかろうか。
ともかく、大型家電量販店より正規代理店のWEBサイトで注文したほうが安いこと、こういったブツの場合は正規代理店で直接購入したほうが安心だと思われることの理由により
秒でポチった。
仕様等はそちらのサイトを見て欲しい。
筐体がガッチリしているので底打ちと反響音が結構気になるレベルなので自分は静音リングをキーキャップに仕込んでみたが。キーストロークがやや短くなり底打ち時の金属反響音が如実に低減されたのでかなり満足している。巷では筐体の中にEVAパッドを仕込んだり、ルブをスイッチに流したりするツワモノ(愛好者)もいるらしいが、キーボード開けてカスタムするのはちょっとなぁ・・・。
ロードバイクとか自作PCとかもそうだけど、どこかで線引きをしておかないと満足するまでやり込んでしまうからなぁ・・・。と思いつつこの反響音なくせないかなぁと心の何処かで思っているのであった。
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