たばこ(パイプ)

パイプ 一時期マイブームが到来して50本以上買い集めていた。

やめたのかと聞かれれば、まだ続けている。新型コロナ騒ぎ、飲食店の嫌煙化で外に持ち出す機会が激減しているので自宅でしみじみと継続中。パイプの総本数は30本はくだらないがオールド、ヴィンテージパイプなど資料的な意味合いで保管しているものが多数であるので、ここでは実際に喫煙時に使用するエース級の2本を記載するに留めることにする。

Michael Parks SB LB Billiard No.10

このパイプの思い出
某S県のタバコ店がシカゴパイプショーで直接作家から奪取したものらしい。
パークスのWEBサイトには掲載されていない曰く付きの逸品で誕生日プレゼントに贈られたもの。
LBと言われるだけあって、dunhill Shell LBを寸分違わずトレースされているボウルシェイプ。
違いといえばマウスピースがふっくらと曲線的な造作をしているので全体的に与える印象が柔和であるところだろうか。つくりは精巧でドローはスムースで、喫煙時の煙はクリーミーに演出される。
ストロングと評される銘柄のたばこでも1ボウル美味しくいただけてしまう。
LBというだけあり、下のパイプとボウルの大きさはほぼ同じサイズでグループ5に近い。
ボウル径は20.0mmジャスト。煙道系は3.6前後でdunhillより少し太い。使われているブライアの性格なのか、作家のたばこ嗜好のためかレッドバージニアブレンドが顕著に合う。
もともとラタキア派寄りの嗜好だったのが徐々にバージニアも良いではないかところぶキッカケに。
McConnellのRed VirginiaやScottish Flakeを楽しむときにはこいつでないとしっくりしないほど。


Dunhill Shell 5104 (2001)

このパイプの思い出
野村たばこ店 店主秘蔵コレクションだったもの・・・と思われる。
以前にdunhill祭りと言われる騒ぎがあり、常連がこぞってdunhillを購入していたことがある。
そのビッグウェーブ時に店主に「キミは?」と聞かれたので「是が非でも欲しくなるものがない」と即答したら自室から何本か持ち出してきた。そのうちの1本。
ボウルとシャンクの角度、シャンクからマウスピースへの流れるようなライン、ニアサイドからのブラスト具合は思わずため息が出るほど美しい。手に持ったときの衝撃は今でも忘れない。
入手したときに、店主が「キミの感性は泥くさい」と言われたとか、なんとか。(とある情報筋の話)
これをお迎えしたあとパイプ収集はピタっと止まった。
余談だが、このパイプには兄弟のようなパイプが存在する。
野村たばこで知り合った紫煙の友が同時期に入手した5204がそれだ。SNS上で入手報告をうけて「いずれ近いうちに」とお互いの戦利品を見せましょうと約束していたのだが、残念なことにその方は間もなく鬼籍に入られてしまい今生では約束は果たされていない。自分が「向こう側へ行った」ときが約束が果たされると信じて、このパイプは誰かに引き継がれずに棺桶に入れてもらう予定。
グループサイズ5、ボウル径は21.0mmというゴツいパイプなので、どちらかといえばラタキア、オリエントがブレンドされたタバコに向いている。最近だとRobert Lewis Tree Mixtureを詰めることが多い。

好きなたばこ 国内で買えない銘柄なので細々と海外通販している
McConnell Red Virginia/Scottish Flake
Robert Lewis Tree Mixture/Wingfield Mixture

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