2025年7月1日 購入 26,980円
ロープロファイルキーボードの雄といえば、Keychron や Nuphy が出てくる中でロープロファイルにガスケットマウントを取り入れた Lofree が話題を搔っさらい、そこに無接点なNizが独自路線。というような感じの状況の中で自分としては IQUNIX MQ80 をオススメしたい。財布の中身と山の神の裁可は各自でなんとかしないとだが。
まずは製品の詳細は販売サイトをみて欲しい。書くの面倒だし。
Lofree Flowの上位互換と鼻息荒く紹介しているYoutuberなどがいるが、そこまで持ち上げるのは、まぁ人それぞれではあるけどLofree Flowを使っていて「だったら良いのに」というところが盛り込まれていることは確か。独自のLe-Tray ガスケットマウント というのも確実に効果的で打鍵感は非常にマイルドで確実にLofree Flow や Nuphy Air(V3)より上質だ。
ただ、なんというか・・・スタビライザーの組み込みがゆるくカチャカチャいうので、その辺りを自分でなんとかできるユーザーでないと高額製品のくせになんだよ・・・ってなるので、買ってみようかなと思う人は要注意。
標準のKailh Gold Redスイッチだがおっさんは静音リニア派なので、さっさと交換した。
「ふざけんな」と思うだろうが、この辺りは自己満足の領域なのでロードバイクを組むときと同じで自分のこだわりと情熱を盛り込めばいいと思う。
Kailh Choc v2系なので選択肢は少ないところではあるが、仕事場に持っていこうと思って購入したLofree Lite JISから標準装備されたVoidという静音リニアを引っこ抜いて換装した。LofreeのほうがHadesを突っ込んだので職場での打鍵音は問題はない。なにせ自宅より職場の騒音のほうがひどいからなWeb会議で大声でしゃべるなら余所でやってくれんかね。

キーキャップはPBTではあるけど昇華印刷なのとゲーミングキーボードですという主張のあるデザインなので、シンプルなのが好みなおっさんはNuphyのnSAプロファイルのWoBに換装している。このキーキャップはダブルショットで精度もいいのでお気に入りなのだ。問題は日本代理店の三陽合同会社は対応が悪い上に価格はNuphyからとりよせたる際の配送料も転嫁して上乗せになっているのでNuphy本家から個人的に取り寄せたほうが良いのだが、Nuphyが配送時に使う Yun Express っていうのが実に仕事をしない。かつ日本国内での配送は佐川になるので地方在住の方は赤帽なみに嫌悪感があるかも、というところか。
筺体はCNCアルミニウムなので重厚感があるが、フル金属で総重量が約1.2kgあるので入力中にずれるとかは今のところ発生していない。モバイルワークで持ち歩く用途には向かないとは思うが持ち歩きたいなら持っていけば良いんじゃないかな。人それぞれだし。


