[Topre] REALFORCE RC1

購入日:2025年9月3日 32,274円(タイムセール -10%) Model:C1HJ23

あのゴテゴテした無接点静電容量方式にコンパクトキーボードが導入されていた。キー配列が結構いい感じだったのでチャレンジしてみようと思う。HHKB Studio にも慣れてきてはいるけれど、Fキーはやっぱり欲しいし、LーCtrlも左下に欲しい・・・。おっさん、Ctrl+Cとか割と多用してたわ・・・。

キースイッチを好みのものに交換した HHKB Studio が 好みの打鍵感になったので気に入って使っているのだが、如何せんHHKBにはFキーがない。英数、記号まじりの文体を入力しているとほんのりと不便さが募る。F7・8・9で半角に変換したり、英数変換したりがスペース両サイドの変換、無変換だけだと候補から選択することになって、ANSIキーボードのときのような直接変換ができない点がもどかしい。Fキーつかうときは「Fn+n」なので些細なことなのだが手間なのだ。その手間さも「愛おしい」という意見もあるのだろうけど。

と、そういうわけでキーマッピングカスタムについて検索していたんだが、これといった設定パターンがみつからずに悶々としていたところ、東プレのこいつが引っかかった。メカニカルキーボードの世界で燦然と孤高の存在でいる無接点静電容量方式 東プレ REALFORCE RC1 だ。
キャンペーンで10%オフになっていたのでポチった。以前にR3Sを使ってみたんだが、どうにも感覚的に合わないところがあってお蔵入りになってるいるので、おっさんとしては割と鬼門なキーボード。なんだけど、このキー配列、いい感じなのだ。初期設定そのままで用を為すっていうのが好印象だ。こういうところの東プレの奥深さは本当に恐れ入るところである。まぁ、ちょこちょこっと不満点はあるが概ねさすが高級機カテゴリといったところか。が、キーキャップのコストカットが見受けられて少々残念な部分だ。

R3Sに比べて、打鍵音が柔らかくなっているのに加えて、押下時の遊びも少なくプランジャーやハウジングの金型がリフレッシュされているのだと思われる。モールド成形の部品はこうところが怖い、初期ロットから後年に生産されていくなかで品質が徐々に落ちていくのでこういうところはユーザーとして購入時に気を付けて望みたいところだ。

だ が し か し

気に入らない部分は気に入らない。その気に入らない部分というのが各所で良いといっている東プレ軸特有の質感なのだ。プランジャーがハウジングにあたるカチャカチャ音、擦過音、そしてラバーカップから伝わるソフトタクタイル感。非常に気に入らない。

ということで

分解して、プランジャーとハウジングの接触部分に205で念入りにルブ。スタビライザーにもルブ。とにかくルブ。「馴染んでくれば」とか許せない。はじめから「最上」であれ。
かのdunhillパイプもブレイクインから美味いのである。エイジングして良くなるのであればただの「良品」なだけである。そこのところがトップブランドとしての責任を勘違いしている部分だ。あと、オプション品を含めた製品の安定供給だな。企業の身の振り方として勘違いをしているのはないだろうか。そのうち債権不良でなくなりそうだ。

そして、静音リングをDESKEYSのリングに交換。厚みを1mmに変更した。そしてプランジャーの底にガスケットシートというシリコンシートを貼り底打ち音を解消させる。この組み合わせで押下量を2.5~3.0mmに減らしメカニカルスイッチに似せる。その後、プランジャー側面に薄く205を塗り擦過音を撃滅させた。APCで1.8~2.0mmに調整するとちょうど良いキー反応になる。

一部の狂信者にとっては「なんということを!」と言うかとおもうが、自分にとってRC1のJISキー配列だけが望みであるので、ガスケット構造のメカニカルキーボードでベゼルレスのプレートフロート型の筐体でVIAかつMOD-TAP対応なキーボードがあれば、あっさり鞍替えする気満々だ。無論そのためのキースイッチも確保してあるので各メーカーはさっさと開発して欲しい。マジで。

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